フジフィルムのカメラに興味を持ったみなさん こんにちは。
フジフィルムいいぞ!おじさんことフジくま(@FUJIくま)です。
今回は2023年1月現在(もう少しで2月になっちゃいますが…)フジフィルムおすすめミラーレス一眼 5選お届けしたいと思う。
「フジフィルムのカメラ良さそうだけど、どれを選べばいいの?」
「実際 第5世代センサーってどうなの?」
「いまさら 第4世代センサーの機種買うのってあり?」
数々のフジフィルム機を使ってきた経験を元に、このような疑問を解決できればと思っている。
エントリー機からハイエンド機まで幅広く紹介をしていくので、最後まで楽しんで見て欲しい。
では早速 フジフィルムの沼へご案内しよう。
2023年フジフィルムおすすめミラーレス一眼
できるだけ違いがわかるように、各機グラフや表も用いながら説明していこう。
デザイン、写真性能、動画性能、サイズ、重量こういった項目で評価していきたいと思う。
X-T5
「Photography First」をテーマに写真機としての魅力を追求したモデル。
X-Tシリーズの5代目となる機種で、Xシリーズの原点【小型・軽量・高画質】にこだわり、「写真を撮ること」を最優先に設計されている。
Tシリーズ特有のダイヤルオペレーションや様々な撮影スタイルに対応する3方向チルト液晶モニターを搭載しながら、557gという軽量コンパクトボディに収めてきた。
カメラ軍艦部に露出補正/シャッタースピード/ISO感度をコントロールする3つのダイヤルを搭載しており、直感的な操作が可能。
電源が入っていなくても露光に関する設定の確認と変更を行うことができるうえに、ひと目で設定を確認できるため、より撮影に集中できることだろう。
そして何より3つのダイヤルと絞りリングを操り、目の前の被写体と向き合う時間は何より楽しい。
この撮影体験は他の機種では、なかなか得ることができない。
3ダイヤルをオペレーションのもたらす最大の魅力と言えるだろう。
写真優先の設計とはいえ、動画も高いレベルで収録することが可能。
ただしバリアングル液晶ではないため、YouTuberなどの自撮りニーズには答えることができないため、動画評価は4とした。
写真と動画の切り替えスイッチがあったり、6.2K/30P 4:2:2 10bit内部記録ができたり、F-Log2を搭載していたりと基本的な動画性能は非常に高い。
FUJIFILMのカメラを使うなら必ず検討したい機種となるのは間違いない。
X-H2
第5世代高解像度4020万画素の新センサーを搭載し、写真/動画両方で圧倒的な高画質を誇るFUJIFILMのフラッグシップモデルがX-H2だ。
搭載するセンサーとプロセッサーはX-T5と同じとなるが、X-T5を上回る性能や機能を有している。
8K30Pの動画撮影や8K映像から4K映像を生成する8Kオーバーサンプリング4K動画、デジタルズーム、高精細の576万ドットEVF、フェザータッチシャッターにバリアングルモニターとあらゆる面でX-T5の上位互換となり、写真も動画もプロの撮影現場に耐えうる内容でフラッグシップと呼ぶに相応しい。
軍艦部はモードダイヤルとサブ液晶を搭載している。
モードダイヤルでの操作は他社カメラからの乗り換えでもスムーズに操作できるようになるだろう。
好みのカスタム設定をモードダイヤルのC1〜C7に記録することができるため、ダイヤルを回すだけで写真も動画も好みの設定を直ぐに呼び出すことができる。
カスタムボタンも多く割り当てられる機能も多いため、自分好みの設定を追い込みことができるのも魅力だろう。
デザインは普通評価の4点。
重量やサイズ感については、フジフィルムのAPS-Cカメラの中では大柄の部類に入るということで3.5点としたが、他社のフルサイズ機と比べるとコンパクトで軽量だ。
とにかく写真も動画も妥協なく撮りたいユーザーには強くおすすめできる機種となる。
将来的に写真や動画でお金を稼ぎたいと思っているなら、間違いのない選択と言えるだろう。
X-H2S
X-H2とぶダブルフラッグシップの片翼を担うのがX-H2Sだ。
ボディの形状やボタン配置は全てH2と同じであるが、搭載するセンサーが異なる。
裏面照射積層型2616万画素センサーを搭載し、よりスピードとパワーを追求したモデルで連射性能、AF性能の向上に加え4K120Pのハイスピード動画の撮影も可能になる。
AF/AE追従で40コマ/秒のブラックアウトフリー連射が可能となりスポーツや野鳥撮影といった連射を多用する場面ではH2の性能を大きく上回る。
ボディはX-H2と共通となり「S」マークの有無でしか見分けがつかない。
重量やファインダー、液晶モニターも全て同じスペックとなっている。
H2との大きな違いがAF性能となり、H2Sはより動きの早い被写体に対して強くなっている。
AFアルゴリズムの改善により動体への追従性が向上。
コントラストが低い環境や低照度の環境でも動き続ける被写体を正確に追従することができる。
人物や瞳だけでなく、動物、鳥、車、バイク、自転車、飛行機、電車とあらゆる被写体をカメラが認識し、ピントを合わせ続けてくれる。
このように書くとH2のAF性能が悪いように見えてしまうかもしれないが、決してX-H2のAFが悪いわけではないので誤解のないようにしていただきたい。
X-H2のAF性能が高すぎるだけだ。
ボディが共通なので評価もX-H2と同じとなる。
X-H2が高画素モデルでX-H2Sがハイスピードモデルという認識で大丈夫だろう。
H2とH2Sで迷ったら自分の撮りたい写真を思い出してもらいたい。
風景や一般的なポートレートであればH2のAFでも十分に対応することができる。
スポーツや動物といった変則的で動きの早い被写体となるとH2Sの方が使っていて幸せになれるだろう。
現行のフジフィルムのAPS-C機の中では最強機種と言っても良いだろう。
X-S10
X-S10は465gという軽量でコンパクトなボディに深いグリップを備え、写真も動画もバランス良く撮れる機能と性能を有したモデル。
エントリーモデルと位置づけられているが、その性能は上位機種のX-T4譲りで画質、AF性能、手ブレ補正どこを切り取っても妥協はない。
X-Hシリーズと同じくモードダイヤルで操作を行うため、直感的で他社のカメラからも違和感なく乗り換えができるだろう。
しっかり握り込める深いグリップは、軽量ボディと相まって重いレンズと組み合わせても安定感は抜群だ。
軍艦部はモードダイヤルの他にFnダイヤルを備える。
Fnダイヤルでフィルムシミュレーションを変更できるようになっており、ダイヤル一つでフィルムシミュレーションを変更できるのは、他の機種にはない大きな魅力となる。
横126.0mm×高さ85.1mm×厚さ65.4mmというコンパクトな設計ながら、深いグリップに前後ダイヤル・カスタムボタンを装備し、タッチ操作で操作性も非常に高いものとなっている。
内蔵フラッシュも装備しながら、重量も465gと非常に軽く、どこに持ち出すにも苦にならない。
動画記録時間に制限はあるものの6Kオーバーサンプリング4Kや240Pスロー映像など十分すぎる性能。
バリアングル液晶で自撮りユーザーの要望にも応えている。
デザインについては、よくあるデザインということで4点。
写真の評価については次世代のセンサーとプロセッサーには劣るということで4点。
動画はバリアングル液晶搭載ということで5点とした。
重さとサイズ感については申し分ない。
小型かつ高機能・高性能ゆえにバッテリーライフの問題が出てくるものの、ハードな使い方をしなければ一日使うことはできる。
なにより小型・軽量ボディに全部盛りと言えるほどの機能と性能を詰め込んできたことは驚きだ。
今でも人気で品薄になっていることは素直に頷ける。
X-E4
軽量・コンパクトかつ洗練されたデザイン。
クラシックカメラを想わせるようなフラットなデザインをまとい、ボタンやダイヤルは最小限に抑えられたモデルがX-E4だ。
364gという軽さで日常的な持ち歩きに最適。
軍艦部はマグネシウム合金を採用しており、軽量ながら高い剛性を実現している。
ボディを覆う本革や精密に加工されたダイヤルと洗練された造形で所有する喜びも満足度も高いモデルだ。
フジフィルムのダイヤルオペレーションを踏襲した軍艦部デザインではあるが、ダイヤルはシャッタースピードと露出の2つのみ。
シャッターダイヤルには【P】ポジションがあり、プログラムオートに瞬時に切り替えることが可能だ。
液晶モニターについてはタッチパネルで直感的な操作が可能な他、モニターは180°上方に反転することができるため、モニターを確認しながらの自撮りも対応している。
EVEと液晶モニターはX-S10と同スペックながら、364gというさらに小型・軽量なボディになった。
ただし手ブレ補正などの一部の機能は省かれてしまっているため、このあたりは注意しておきたいところだ。
写真に振ったカメラのため動画はやや撮りにくいが、センサーとプロセッサーは上位機種のX-T4と同じということで、撮れる写真も動画もX-T4譲りのものとなる。
デザイン・軽さ・サイズについては申し分なし。
クラシックなレンジファインダースタイルの見た目にどこにでも持ち歩ける軽量&コンパクトボディ。
特にXF27mm F2.8との相性は抜群だ。
動画についてはやや撮りにくさがあるため3.5点となるが、撮れる画はX-T4と同じ。
写真を撮ることに集中するのであれば、それも気にならないだろう。
残念ながらもう新品を購入することはできなくなってしまったが、中古でも十分魅力のあるカメラだ。
X-T4
5選と言いながら、6機種目をご紹介することを許して欲しい。
この機種は、私がフジフィルムにハマるきっかけとなったカメラであり、どうしても紹介させてほしかった。
ということで、禁断の6台目がX-T4となる。
3ダイヤルオペレーション、バリアングルモニター、ボディ内手ブレ補正、新開発のバッテリー、防塵防滴、耐低温、写真も動画も撮れるという全部盛りのハイパフォーマンスモデルで、発売当時のフラッグシップ機となる。
フジフィルム特有の3ダイヤルの軍艦部でクラシックカメラのようなデザインにバリアングルモニターや動画と写真を瞬時に切り替えるスイッチを装備。
発売当時としては、全部盛りとも言える性能を詰め込み大人気となった。
トラッキングAFや顔瞳AFを搭載し、ブラックアウトフリーの連射と高い写真性能と4K60P 200Mbpsという高ビットレートに強力な手ブレ補正を備えた動画性能。
高精細のEVFに液晶モニターと写真も動画もプロの期待にも応えることのできる内容になっている。
X-T5やX-H2という次世代機が登場したことで影を潜めてしまったが、とてもバランス良くまとまったモデルと言えるだろう。
次世代モデルの発売前だったらオール5点でも過言ではない。
重さもサイズ感もT5と比べると大きいというだけで、実際はコンパクトなモデルと言える。
写真も動画も気持ちよく撮れるし、手ブレ補正の安心感も高く、バッテリーライフも申し分ない。
T5の発売で中古の商品数も多く、価格もリーズナブル。
フジフィルムらしい写真と操作感を低価格で楽しむことのできるモデルと言えるだろう。
【まとめ】フジフィルムのおすすめミラーレス一眼カメラ
フジフィルムの2023年おすすめミラーレス一眼 6機種いかがだっただろうか?
中には新品で手に入らない機種もあるが、中古でも十分魅力的な機種になっていると思う。
T5やE4は古さを感じさせないデザインで今から購入しても遅いということはないだろう。
新品も中古もフジフィルムのカメラを探すならキタムラのネットショップがおすすめだ。
新品も中古も豊富な在庫から選ぶことができ、中古はしっかり点検・整備を行った上で販売をしているので安心感が高い。
全国の店舗から自宅に届けてもらうこともできるし、店舗受け取りにすれば商品を実際に確認して購入することもできる。
加えてTポイントが貯まるのも地味に嬉しいポイントだ。
人気の中古カメラは直ぐに売り切れてしまうため、見つけたら直ぐに購入しよう。
2023年もフジフィルムのカメラは熱い!
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